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特徴

「困り感を笑顔に」を合言葉に寄り添う

幼稚園から小学校に上がる際の大きな変化に戸惑ったり、お友達の気持ちが掴み切れずに距離の取り方がわからなかったり、相手を尊重しながら自分の気持ちを伝える方法がわからなかったりと、発達や知的な障がいを持つ子ども達が周囲と関わる上で困る場面は多々あります。この「困り感を笑顔に」していけるよう、子ども達とその保護者様に丁寧に寄り添ってまいります。
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支援における4つの視点

福祉の「ナラティブ・アプローチ」と保育の「2人称的アプローチ」

先天的な発達の遅れを、一つの「個性」としてありのままを肯定的に認識するか、「障がい」と否定的に認識するかで、子ども達の将来は大きく変わっていくでしょう。誰しも大なり小なり得手不得手があり、それがただ顕著なだけと認識して個性を尊重することで、多摩区で一人ひとりが持つ個性の素晴らしい側面を伸ばしていき、楽しく前向きに人と関わっていける大人への成長を4つの視点から促していきます。

  1. ① ナラティブ・アプローチ

    心花では、子どもと先生の関係において支援を「される側」と「する側」に区別せず、子どもがこだわる「大きな物語」と実現に向けた課題を見つける取り組みを行います。

    ② 2人称的アプローチ

    心花では、子どもと先生の関係は「IYOU」が必要であると考え、先生は頭で考えるのではなく、子どもと対話したときに先生が感じ、子どもの気持ちを理解していきます。

      子どもを「人間としてみる」ということ

    「社会の中で様々な人々と相互干渉する中で生み出され、さまざまな方向に進んでいく」という見方の発達観を理解し、他者との相互関係の構築を考えていきます。

      「性向善説」での善さへのあこがれ

    子どもは「生まれながらにして善くなろうとしている」であると捉え、「善いものや文化に触れることにより、様々な善いものを作り出す」ための支援を行います。

肯定的な知的障がいとの向き合い方とは

Feature02

誰しも得手不得手があるように、知的な障がいを持つ子ども達もそれが先天的な発達の遅れで、学習や意思疎通などに顕著に現れているだけです。それをありのままに認識し肯定的に受容することで、他の人にはない素晴らしい長所や特技がたくさん見つかります。それらを多摩区で褒めて伸ばして自己肯定感を高め、ソーシャルスキルの習得もスムーズなるよう働きかけてまいります。

「小1プロブレム」の解消に特化

Feature03

幼稚園では"遊び"が主体だった環境が、学校では"学習"が主体になることによって、その大き過ぎる変化に順応し切れない子どもが出てきます。これは「小1プロブレム」と呼ばれており、この問題を解消してスムーズに小学生へと移行できるように支援することに力を入れています。そこで、多摩区で幼稚園の年長と小学1年生を一緒の環境で支援し、その壁を取り払います。

ことばの学習など、吃音や構音の練習を行います

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ことばの学習』や『点つなぎ』の個別療育にも取り組み、小集団と個別の二つの大きな活動を通じて子どもたちの情操を豊かにしていきます

「三つの柱」を掲げて療育を進める

Feature05

「コミュニケーション力の向上」「学ぶことの楽しさを知る」「気持ちを伝えるチカラをつける」という三つの柱を掲げながら、多摩区で子ども達の療育に力を注いでまいりました。これらの実現に向けて、遊びやゲームを通して楽しみながらソーシャルスキル等を身に付けさせ、宿題も子ども達自ら解法を導き出し、「できた、わかった」の体験を増やすように接しています。